別海町立　西春別小学校

５年生の理科に、めだかの成長について学習する単元があります。５・６年生学級では、係を決めてめだかの飼育を行っています。
　産卵された卵が親に食べられないように別の容器に移す、水槽をきれいにするなど熱心に世話をしてくれています。
　産卵された卵は定期的に観察しています。今日、勢い良く職員室に担任の先生を呼びに来て、卵に大きな変化が見られたと話していました。
　この画像ではわかりづらいですが、顕微鏡で拡大された卵の中には、眼が出来上がり、毛細血管には血液が流れているところもわかります。
　孵化、目前というところです。ここ、２、３日中に子メダカ誕生、となりそうです。
　

　今日、授業でははじめての水泳学習がありました。
　一番乗りは、一年生学級です。はじめての授業は、水に慣れるために、手を肩に当てて列車をつくり水の中を歩いたり、手と手を合わせたアーチをくぐったりする活動を行いました。
　午前中は日差しもそう強くありませんでしたが、それでも室温、水温とも３０℃近くまで上がり、水泳の授業には最適な日よりでした。始終、子どもたちの歓声が屋内プール場の中に響いていました。
　

　５・６年生は、１０日、１１日と１泊２日で修学旅行に出かけました。
子どもたちは朝から元気で、最初の休憩地から足湯を見つけては、大はしゃぎです。修学旅行に寄せる思いが伺えます。
　阿寒湖では、モーターボートで中の島へ。意外と速いボートやカーブで傾いたときに飛び散る水しぶきに歓声があがります。マリもセンターでは、顔ほどの大きさのマリモの陳列にびっくり。
　昼ごはんのハンバーグ定食には「今まで食べたハンバーグの中で一番美味しい」と舌鼓。
　柳月では、ケーキ作りに挑戦。初めはおっかなびっくりだった生クリームのディコレートも見る見る上達し、完成したケーキには素敵な装飾が並びました。みんな立派なパティシェさんたちでした。
　そのあと、ハナックの巨大時計の前で記念撮影。１０ｍもある時計の針の大きさに、ただただ驚くばかりです。
　お楽しみのホテルでは、温泉やバイキングの料理。そして、部屋での友だちとの話など、思い思いに楽しみました。
　２日目のスタートは動物園。見事に晴れ渡った青空のもと、動物たちに見とれたり、乗り物に熱中したり、園内をあちらこちらへと駆け回りました。
　そして、旅行の目玉の帯広市内自主研修。目的地にたどり着くまで、迷ったところもあったようですが、どの班もしっかりとコースを巡ることができました。
　

　子どもたちにとっては、ほんとにあっというまの２日間だったのではないでしょうか。集合時間をきちんと守り、旅先で気持ちよく挨拶がてき、なにより学級の仲間どうし気配りしながら楽しい旅行にしようとみんなの気持ちがひとつになったことが何よりすばらしかったと思います。
　それぞれの見学先はもちろん、道中のバスの中まで、まさに１分１秒も無駄にせずに存分に楽しんでいました。大きなけがや病気もなく、また心配されていた天候の悪さも吹き飛ばし、大成功の修学旅行となりました。